にきびのためのスキンケア
にきび肌の洗顔

クレンジングと同じく毎日行う洗顔。基本的には朝晩2回行うものですから、洗顔料はなんでもいいということはなく、きちんと選ぶことが大事です。特ににきび肌の場合は、少なめの油分と多めの水分が大事になってきます。
にきび肌に保湿洗顔?
最近では保湿成分が含まれた洗顔料なども発売されています。にきび肌であっても、そうでなくても、保湿をすることは確かに大事ですが、洗顔料に保湿成分が含まれていても、すぐに水で洗い流してしまうわけですから、あまり意味がないともいえます。
にきび肌には固形石けん
洗顔料といえば、クリーム状や液状のものが主流になっていますね。しかしこれらは、しっかり泡立てなくてもなんとなくちゃんと洗えたような気になり、肌をこすってしまいダメージを与えてしまう場合があります。
またえてして油分を多く含んでいるものが多く、油分は皮脂と同じようにニキビ菌の栄養源になるものなので、必要以上に与えることはありませんし、与えるのであれば洗顔後に乳液やクリームを使った方がいいです。
固形石けんは洗浄力が強く、しかも油分がとても少なくできています。通常の洗顔料の油分が約30%なのに比べて、浴用固形石けんは約5%しか含んでいません。浴用のものだと洗浄力が強すぎる場合があるので、洗顔用のものを使った方がいいでしょう。
また油分が多いということは、水となじませて汚れを落とすために界面活性剤が多く配合されているということです。洗顔料などに広く使われている合成界面活性剤は、残留性が非常に強く、水で流したあとも皮脂膜を破って角質層に浸透し、肌荒れを招く恐れがあります。
逆に固形石けんに含まれる天然の界面活性剤は、水で簡単に流すことができ、肌に残ってダメージを与えることはほとんどありません。ただし最近では固形石けんでも合成界面活性剤を使っていることがあるので、JISマークが表示されている純石けん(石けん成分97%以上)と呼ばれるものを使うといいでしょう。
石けんを使うとつっぱり感があり、不安に感じる人もいると思いますが、それは汚れがしっかり落ちている証拠でもあり、洗顔後に化粧水や美容液で保湿をすれば問題ありません。
また、最近弱酸性の洗顔料が話題になっています。確かに肌は弱酸性ですが、洗顔料は肌につけてもすぐに中性の水で洗い流してしまうものなので、そこまでこだわる必要はありません。
洗顔後の化粧水を弱酸性のものにしておけば、アルカリ性の石けんを使っても中和されるので問題はないのです。また最近の化粧水は、弱酸性のものが多いので、そこまで気にする必要もありません。
にきび肌用の洗顔料
にきび肌専用の洗顔料があります。これは皮脂を落とすために脱脂する成分が入っているので、皮脂分泌の多い思春期のにきびにはある程度有効です。
しかし、皮脂の過剰分泌が原因とは限らないアダルトにきびの場合、逆に乾燥を招いてしまう恐れがあります。大人のにきびはオイリーな肌でなくてもできる場合が多いので、その場合は使わない方がいいでしょう。
にきび肌の洗顔方法
にきび肌でなくても、汚れをしっかり落とし、なおかつ肌にダメージを与えないように洗顔することが大事ですが、にきび肌の場合は特に、気をつけた方がいいです。
クレンジングをした後であれば、そのまま濡れた状態で、クレンジングをしない場合であれば、手を洗い、顔を一度ぬるま湯で濡らしてから洗顔するようにしましょう。
次に洗顔料をしっかり泡立てます。この泡立てが洗顔の最大のポイントになります。洗顔料は手でごしごしこすらなくても、汚れとなじみさえすれば浮き上がらせてくれます。ごしごしこすらなくていいように、充分に泡立てましょう。うまく泡立てられない場合は、スポンジや泡立てネットを使えば簡単に泡立てることができます。
充分に泡立ったら、できるだけ手のひらを使って顔に乗せていきます。この時決してこすらないように、手と肌の間に泡のクッションがあるのを感じながらなじませていってください。
クレンジングと同じように、皮膚の強いところから順番に乗せていきます。まず額や鼻などのTゾーン、次に頬やあごなどのUゾーン、そして最後に目元、口元になじませます。
ある程度時間をかけて、汚れを浮き上がらせたら、水に近いぬるま湯で20回ぐらいていねいにすすぎます。この時、熱いお湯ですすいでしまうと、必要な皮脂まで落としてしまう場合があるので、水に近い温度のぬるま湯ですすぎましょう。
また生え際などにすすぎ残しがないように、鏡でチェックしながらすすいでください。すすぎ残しは肌荒れの原因になってしまいます。しっかりすすいだら、清潔なタオルで軽く押さえるようにして水分をとります。この時ふいたり、こすったりしてはダメです。
やりすぎない洗顔
思春期のにきび肌などで皮脂が過剰に分泌されている場合、1日に何度も洗顔する人がいますが、実際のところ、つまっている皮脂はなかなか落ちません。
またアダルトにきびの場合、皮脂の過剰分泌ではなく、乾燥によって角質が厚くなり、毛穴をふさいでにきびができることがあるので、皮脂を落とそうと洗顔をしすぎると、肌のうるおい成分まで落ちてしまい、結果さらに乾燥し、新たなにきびの原因になることがあります。
こんなに洗顔して清潔にしてるはずなのになんでにきびができるんだろうと思っている人は、もしかしたら洗顔のしすぎかもしれません。洗顔は基本的には朝晩の2回で大丈夫です。
洗顔の時間帯
夜の洗顔はできるだけ夜10時までに行いましょう。俗にいう肌のゴールデンタイム午後10時〜午前2時。この時間にしっかり睡眠をとると肌にいいといいますし、夜の洗顔から、朝起きてメイクをするまでの間、肌には10時間の休憩が必要だと言われています。10時に寝るのは難しいとしても、洗顔は10時までにしたいものです。